戦後60年を経て、未だに遠く離れた土地で地中に眠ったまま故郷へ帰れないでいる人たちがいます。
 2005年秋、北海道宗谷郡猿払村の旧共同墓地の林から、一体の成人男性の遺骨が発掘されました。
 この地では旧陸軍の主導で飛行場建設(1942〜1944)が行われており、朝鮮半島から強制連行されてきた人々が、過酷な労働等によって命を落としていきました。彼らは旧共同墓地へ埋葬されましたが、その後墓地が移動したあとも改葬されずに、多くがそのまま残されています。
 戦後に土の中に残された犠牲者を悼む地元の人々によって、改葬が試みられました。このときは遺骨の発見には至りませんでしたが、埋葬地の土を犠牲者の故郷韓国へ運びました。
 また、浜頓別高校の郷土研究サークルが浅茅野飛行場建設に関する調査を進め、地元有志の手で追悼碑が建立されるなど、地道な活動も続けられています。

 今回、昨秋の発掘結果を踏まえて、犠牲者の遺骨の全面改葬を決意し、日本人・アイヌ民族、韓国・朝鮮人、中国人といったアジアの人々が共に取り組む「東アジアの平和な未来のための共同ワークショップ」を開催いたします。
 このワークショップは、「共同発掘プログラム」「学術研究プログラム」「文化交流プログラム」を用意し、それぞれのプログラムを通して、参加者の中に新たな発見と出会いがあるものと期待しています。
 発掘された犠牲者の遺骨をご遺族の元へ届けるべく、彼らが語りかけてくれる歴史の声を耳にし、現在の東アジアの仲間たちと語らい、共に未来を作る営みを始めませんか?

2006年夏 実行委員会一同


2001年朱鞠内での発掘調査の様子


主催


旧日本陸軍浅茅野飛行場建設強制連行犠牲者遺骨発掘実行委員会
委員会構成団体 (猿払・浜頓別実行委員会、韓国・漢陽大学校民族学研究所、忠北大学校中原文化研究所、光云大学校メディア映像学部、東アジア共同ワークショップ委員会、韓国Peace Town、空知民衆史講座、強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム)

主管

強制連行・強制労働犠牲者を考える北海道フォーラム

協賛支援

強制動員真相究明ネットワーク、京畿文化財団(韓国)、民衆史道連
事務局




「共同ワークショップ事務局」 (参加申し込み・問い合わせ先)
 
ダウンロードページよりFax用申込書を印刷してお申し込みできます

7月11日現在、韓国から大学生を中心に80名の参加が決まっています
こうした活動にご理解をいただき、浅茅野発掘募金にご協力してくださいますようお願いいたします